Renesas RX65N Cloud Kit 第3回
ツイート〜本記事の関連内容〜
過去の記事:Renesas RX65N Cloud Kit 第1回
過去の記事:Renesas RX65N Cloud Kit 第2回
前回、サンプルプログラムをダウンロード、e2studioでビルドができましたので
次はアマゾン ウェブ サービス(AWS)側の設定を行います。
〜AWS設定の流れ〜
@AWSのアカウント作成 コンソールにサインイン
*ネット上に詳しい手順が掲載されていますので本記事では割愛します
AAWS IoTを選択
https://console.aws.amazon.com/iot
Bモノを登録
画面左側のメニューから
・「管理」→「モノ」→「登録」(初回時)or「作成」(既に登録済み)
・「単一のモノを作成」を選択
・「名前」*任意の名前をつける→「次へ」
・「証明書の作成」を選択
証明書が作成され以下の3つの情報がダウンロードできるので
全てダウンロードする
”このモノの証明書”、”パブリックキー”、”プライベートキー”
ダウンロード後は「有効化」を選択→「ポリシーのアタッチ」
・この時点ではまだポリシーが未作成なので「モノの登録」を選択
「証明書の作成」での以下情報のダウンロード
”このモノの証明書”、”パブリックキー”、”プライベートキー”
証明書の「有効化」は必ず実施して下さい。
Cポリシーを登録
画面左側のメニューから
・「安全性」→「ポリシー」→「ポリシーの作成」(初回時)or「作成」(既に登録済み)
・「名前」*任意の名前→「ステートメント追加」で以下4つを登録
「効果」は全て「許可」を選択
アクション | リソースARN(アクションを入力すると自動で入力されるが太字部を修正) |
---|---|
iot:Connect | arn:aws:iot:ap-northeast-1:***********:client/MQTTEcho |
iot:Publish | arn:aws:iot:ap-northeast-1:***********:topic/freertos/demos/echo |
iot:Subscribe | arn:aws:iot:ap-northeast-1:***********:topicfilter/freertos/demos/echo |
iot:Receive | arn:aws:iot:ap-northeast-1:***********:topic/freertos/demos/echo |
・上記の追加が完了したら「作成」を選択
Dポリシーのアタッチ
・ポリシーの作成が完了したら再度左側メニューより「安全性」→「証明書」を選択
・Bモノの作成時に出来た証明書が表示されるので対象の証明書の「・・・」部分を
クリックしポリシーのアタッチを選択
・Cで作成した名称のポリシーが選択できるようになっているはずなのでチェックして
「アタッチ」を選択
ここまで実施した作業はAWSにIOT製品(Amazon FreeRTOS使用)を安全に
接続する為の準備です。本来ならば色々と大変なサーバ上でのデバイスの管理や
セキュリティ部分についてAWS IOTのサービスを利用することで私のように
サーバー側の知識が浅くても比較的簡単に接続が可能になります。
次回はサンプルプログラムにWiFi、AWSに接続する為の情報等を設定して
”Hello World”のテキストメッセージを一定間隔でAWS Cloudに送信
を実施したいと思います。
category -BLOG 2020/02/28 15:00